いわき孫三 劇づくりの取り組み 「竜ヶ崎八大龍王尊」の伝説をもとにして

○みさきさんのストーリーをもとに書き込みました。(11月23日黒澤)

ねらい・活動の方向

・いわきの伝説をもとにしながら、自分たちでオリジナルの劇をつくる。その際、歴史的、文化的根拠をふまえることによって内容の質を高めていく。
・劇をつくる過程で、歴史的な文化遺産の現代に生きる私たちにとっての価値を問う。
・ストーリー展開を多様に考えることで、1人1人の解釈を浮き立たせ、演劇や文学の楽しさを味わう。既存のストーリー比較。話のおもしろさや深さ、印象はどのように生まれるのか。
・ストーリーはおおまかに決めておき、完全な台本化をしない。即興性をもりこんだ、臨機応変な対応、展開を楽しむ。
・1人1人の表現方法、観客の立場を考える。

伝説について

ストーリー作りメモ

(9月17日のいわき孫三より)
・龍神→暴君?
・地界、天界、下界、上界
・へそ石を龍神が飲む。→龍神の力弱まる。 ・へそ石は龍神の分身
・もどした人には、なにか得なこと (ここまでみさきさん)

・龍神、きげんをそこねる→海が荒れる→村人がおぼれる
・龍神にはさからえない。
・へそ石を魚がのみこむ。
・龍神は何かを力にしている。
・だれかがタイムスリップ
・だれかがへそ石をさがす。(ここまでりょうた君)

その他
・八大龍王と日蓮の関係(安部先生より)

(11月12日の孫三より)
・兜石は災いを呼ぶもの
・へそ石が兜石を封印している
・天神と龍神はライバル(龍神のほうが実力上)
・龍神は人界に恩がある
・勇者の登場
兜石の封印が天神の仕業で解かれ、人界に災いが降りかかる。
龍神は人界の人に恩があるので、へそ石を探しに行く。
一方人界には、1人の勇者が災いの原因を突き止めるため旅に出る。
そして龍神と勇者は出会い、天神が犯人だとわかる。
そこでバトルをして、龍神が勝ち人々は龍神と勇者をあがめるようになる。(BYみさき)

(11月23日 黒澤) みさきさんの考えは、話が最後までいっていてしかも筋があっていいと思います。これを原案にてアレンジしていくといいのではと思います。
ここまでくると、筋や根拠はたくさん考えられると思いますが、私たちが何を伝えたいのか、私たちが表現したいものが問われてきます。それによってストーリーの大事なところ、入れていきたい要素、こだわりが生まれてくるのではと。
いくつか考えてみました。

・神は完璧な存在ではない。多神教。自然=神か。 ・人間は、自然に逆らっては生きていけない。だから自然を畏れ、敬う・・・ということではなく、自然のめぐみで生きていけることに感謝している。しかし、なんでもかんでも言うとおりではない。人間も意志をもって生きる。時には、それが自然に逆らう結果になることもある。 ・人間と神の関係は?神が圧倒的に上のように思うかもしれないが、実は、龍神や天神などは人間的。もちつもたれつ、互いに必要とする存在なのでは?人間にも神にも失敗はある。嫉妬も。

さらに、みさきさんのストーリーに即して考えてみると・・・
・天神はなぜ、龍神に嫉妬するか。
・龍神の人間に対する恩とは何か。
・勇者は人間の代表というべき存在だと思われるが、むしろ、神的存在になりそうだ。村人の思いも出していくといい。
・勧善懲悪の形にはしたくない。善と悪はいつでも入れ替わる可能性がある。龍神、天神、人間それぞれの悩みと矛盾をあきらかにしていきたい。

踊り、表現について

・龍神の舞(よさこい)か?龍神をイメージした動き。劇の中にもりこむ。


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Last-modified: 2006-11-23 (木) 21:07:11 (6362d)