5月20日(日)のいわき孫三 07年度 5月いわき孫三 まとめ †5月20日(日) マナビー館 参加者 黒澤和美 あらた 現状報告では、5月13日の仙台金春会による能「草紙洗小町」、6月4,5日の仙台IPSIに向けての準備について話をしました。能を経験したことで、孫三のこれからの活動に幅がでてくることも話しました。また、仙台IPSIについては、あらた君が「いいなあ」「めったにない機会でしょ」ととても興味をもって世界的な視野で勉強できる機会に期待していました。 数学については、黒澤から方程式とつるかめ算の思考方法のちがいについての話の他、あらた君から、前回に引き続き、家紋について発表がありました。あらた君の家の家紋は「鷹の羽」ですが、昔の人がいろいろアレンジして、線や点の数をふやしたり、丸の部分を太くしたり、白抜きに反転させたりと工夫している様子をネットでみつけてきました。「昔の武将は、こういうところでも自分のオリジナルを出していたんだ」とあらた君。さらに幾何学的な模様としての視点も入れて、数学の歴史とも関連させて進めていけるような話になりました。 古典については、平家物語9巻「坂落とし」を読みました。源平合戦の有名な一の谷の戦いで義経が鵯(ひよどり)山〜実際は鉢伏山〜から平家の陣の背後をつく場面です。あらた君は、古文はそれほど苦にならないようで、イメージがつくと言っていました。旅行でとってきた鉢伏山の写真もみて、想像をふくらませました。謡・仕舞のお稽古でちょうど「忠度」の謡をやっているので、そちらともつなげていきたいと思いました。 謡は「羽衣」の道行のところを謡いました。仕舞のところだけでなく、全体像もつかみながらいくというねらいからです。今後「竹生島」についてもやっていきます。 午後は、予定を変更して、沼の内弁財天に行ってきました。先月のいわき孫三ツアーに計画していながら行けなかったところです。神社にある白蛇の彫刻(らしきもの)も確認してきました。地域にねむっている価値ある歴史、伝説はたくさんあります。それらを掘り起こし、その価値を再発見していくことは、日々の生活に追われる現代の私たちにとって大変プラスになることと思います。何のために生きるのか、どう生きたいか。そのためにはどんな勉強の仕方をしていけばよいか。常に私たちは問われていると思います。その答えを孫三を通して考え、みつけていってほしいと思います。 文責 黒澤和美 次回のいわき孫三は、6月23日(土)10:00〜15:30マナビー館(予約済)です。 内容について †1 8月19日のいわき孫三に向けて †○各自の現状と課題 ○これからの活動 ○広報活動
・チラシづくり その効果を考える 2古典を学ぶ †・「平家物語」青山の沙汰 能「絃上」とのつながり 3数学を学ぶ †・一方が決まるともう一方が決まる 校庭トラックの縮小図 4実践編 †・謡「羽衣」 声をお腹から出す |