*日時等 [#o5d9bc7d]
6月23日(土)10:00〜1600 マナビー館にて~

参加者 黒澤和美 あらた たかひろ かずしげ みさき 山下~

*当日の内容 [#l3c9ea4f]

**1 現状報告と問題意識の共有 [#u05709bd]
たかひろ~
・推薦ではやく受かりたいと思うのが普通だが、何かに長けている人でないとむずかしい。勉強しているけどなかなかうまくいかない。推薦で小論文が大事。小論文は苦手。高校の先生には、とにかく慣れろといわれる。センター試験まで勉強が間に合うかどうか。~

かずしげ
・英語がだめ。細かいことでまちがっている。期末テストが心配。先生のいうことをきかない人。自分も影響を受けないようにする。教科書をただやるだけで、ひろげることができない。授業中だけで理解できない。~

あらた~
・二者面談 センターは無理。11月の推薦に向けて勝負。~

黒澤~
・今の自分の力や状況だけで判断しない。今の評価、判断が絶対でない。自分で判断基準をつくれるように視野をひろげていく。~
・目標を設定したら、そこから逆算してやることを決めていく。~
・基準をどう考えるか。自分の視野をひろくもつ努力をしていくべき。~

**2 学びの方法について [#zbc278b9]
・どんな勉強の仕方をしているか。~
・頭が活性化するとは?学びがすすむとは、どんな感覚?~
例 小学校の実践より 調べ学習 資料からの情報を自分のものにする~
・IPSI仙台について 世界に目をむける~
・教科書の方針のちがいについて~
・学びを支える認識力、認識方法~
例1 小学3年生 漢字をどうとらえて覚えていくか~
例2 連立方程式の考え方 つるかめ算 計算方法と思考方法~

IPSI仙台の様子を写真で紹介。世界に視野を向けたときに、今の日本の学校の判断基準だけでは、かえって世界の非常識となる。今の世界だけで一杯にせず、常に別の発想の可能性を考えるべきだと思います。
教科書会社のちがいで、学習内容の理解の仕方も変わってくることを例にあげました。細切れの区別ばかりさせて、全体の原理の意識がぬけていってしまう。原理の理解のための例であったり、様々な切り口であったり、というやり方を追求するべきではないか。また、自分でそういう追求の仕方をしていく必要がある。
小学生3年生が、「薬」の漢字をまとまりで覚えることができなく、1画ずつ覚えるやり方をしている。「草かんむり」に「楽しい」というとらえ方を示したら、「あー!」ととてもびっくりしていた。認識の仕方がちがうとはこういうことだろう。
「ビールと日本酒を合わせて20本飲んだ。ビールは1本450円で日本酒は1本300円。お会計が8100円だった。ビールは何本で日本酒は何本のんだのか。」という鶴亀算の問題を例に、代数的、抽象的に考える連立方程式の方法と、仮定的、具体的に考える和算的方法を比較した。連立方程式については、たかひろ君が解いて、中学生に解説してくれた。和算的方法は、具体的意味を考える機会になる。両方の考え方をおさえる必要があるのではと思った。~

**3 いわき孫三セミナーについて [#q90e06ad]
・2を受けて自分なりの問題提起をする~
・パワーポイントでのプレゼン作り~
・謡仕舞について理論と実践をみせる~
・よさこいの披露 いわき版と仙台版~
・仙台との交流をどのようにすすめるか。~
・チラシのアイディア 広報活動について~

これらの問題意識を「いわき孫三セミナー」につなげ、そこで自分の力を高めていけるようにしていくことを確認しました。かずしげ君は、勉強のとらえ方、たかひろ君は受験勉強をどうとらえるか、あらた君は、家紋と幾何学模様について今のところ発表する予定です。~
 得意な分野を苦手な分野に生かす発想の重要さも話されました。~

**4 実践編 [#pe7e6516]
・謡仕舞 部分的な動きの特徴
みんなで「羽衣」のキリの部分を謡いました。2拍のばすといいながら、その時の感じでのびちぢみする時空間の特徴が話題になりました。~
 仕舞はみさきさんの「羽衣キリ」今回は、細かい部分的な扇と歩みの関係、謡とのタイミングについて意識しました。そちらを意識すると全体の動きがとんでしまいますが、その辺も自覚しながらできたのではないかと思います。本番が楽しみです。~

・よさこい 取り入れたい要素を考える~
 はっぴのデザイン 自分の特徴を出す かずしげ君、みさきさん、りょうた君の物を出す予定。~
昨年度の平二小の6の2で取り組んだオリジナルのふりつけを参考に、アレンジしていくことに。仙台が田植えなど農耕のものが多いのに対して、いわきでは、海、波、漁師のイメージでやっていくことを確認しました。具体化して、本番までに間に合わせます。~

**5 まとめ 今後の日程の確認 [#caf023a4]
 山下さんからは、学校現場での勤務を通して、教授法に矛盾を感じながら、日々の忙しさに流されてしまっている現状が話されました。内にこもるのではなく、外へむくことでかえって疲れがとれるのではないかという話も出て、孫三をその機会としてほしいと思いました。~

みさきさん~
久しぶりの孫三。自分がボケボケだということに気づいた。時間の流れにまかせている状態。やっていることが少ない。(いわき孫三セミナーに向けてをみて)やることを増やしていこうと思う。~

たかひろ君~
 きらいだからやらないというは言い訳でしかない。できないからこそ、苦手だからこそできるように努力していくことが大事。~

あらた君~
教科書のちがいの話で、教え方ではなく、学習内容そのものがレベルが低いものが採用されている。~

今の周りの現状をふまえて、自分で勉強する方法を身に付けていくことがますます求められる、そのための孫三でもあると感じました。(文責 黒澤和美)~


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS