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１２月３１日 これからさらに具体化していきましょう。案があれば、どんどん提案してください。（黒澤和美）~ ３月２７日 具体案をのせました。黒澤和美 *いわき孫三２００７年いわきめぐりツアー [#v128c6cd] ４月３日 まとめをのせました。黒澤和美 *いわき孫三２００７年いわきめぐりツアーのまとめ [#v128c6cd] **日時 [#rd442af3] ２００７年３月３１日（土）、４月１日（日）~ **宿泊場所 [#c4bc0ed8] 国民宿舎「勿来の関荘」 **ねらい [#y02a3831] ○史跡を訪ね、いわきの歴史、文化を知り、過去と現在の自分のつながりを感じる。~ ○各自の課題をおさえ、共有し、未来への展望をもつ。~ ○合宿を通して、８月の自主公演に向け、具体的な内容をつめていく。~ **内容 [#r9c4e74e] ・史跡めぐり ・歴史 数学 コンピュータ 文学 英語など ・劇づくり ・よさこい踊り ・謡・仕舞 ・ヨガ講座 **いわき孫三ツアーを終えて [#w36972d6] 参加者のみなさんが孫三の趣旨をとらえて実践しようとしている姿をみてうれしくなりました。孫三の実践とは、つまり自分の生活の充実です。常に問題意識をもち、自分の世界を広げていこうとする姿勢です。その共有、交流の場、考え方を学ぶ場が孫三の場です。~ 今回、歴史という過去から学び、現在の自分を振り返り、未来へ向かうテーマを設けました。一見白水阿弥陀堂などはただの古いお堂でしかありませんが、それが何のために建てられたのか、など学ぶ側がそこに意味を見出し、価値をみつけることで、遊園地で遊ぶものとはまた別の楽しさを感じることができます。~ 今の自分の状況、自分をとりまく状況が決して固定化された世界で、どうしようもないものとして将来の計画を立てるのではつまらない。成長する自分、わからないことがわかってくる自分、その結果周りとの関係も変わってくる状況を想像して、今はない、できていないものに向かうことで人生の充実感を感じていきたいと思っています。~ また、孫三は「孫まで三代」とあるように世代間交流の場です。それを意識した発言が参加者から出たことも注目したいところです。何かと日々の生活が忙しい毎日ですが、いわき孫三は、まだまだ中学生、高校生が中心です。親世代、祖父母世代の参加もお待ちしています。~ 次回は、私のふるさとの「信夫の里 ふくしま」ツアーを１０月に予定しています。ぜひ、ご参加ください。２００７・４・１ 黒澤和美~ **参加者 [#s301b11b] 大人 ○黒澤和美 山下~ 高校生 ○あらた たかひろ~ 中学生 ○りょうた ○みさき ○ゆき ○れい （りゅうのすけ）~ 小学生 わかば~ **参加者 ☆は宿泊した人 [#ldc811d4] 大人：☆黒澤和美 山下友恵さん 山下伊作さん~ 高校生：☆松崎新くん ☆鈴木崇大くん~ 中学生：☆山下美咲さん ☆中山亮太くん ☆佐藤由希さん ☆佐藤麗さん ☆諸橋和重くん~ 小学生：山下若葉さん~ ○印は宿泊予定者 **日程[#r003fe00] １ 日 程~ ○ ３月３１日 いわきめぐりツアー~ ※車の場合 **日程 [#a4229e63] ***１日目 [#pb71c9b8] １０：００ マナビー館集合 出発~ １０：３０ 沼の内弁財天 海上航海の守護神 巨大うなぎ~ １１：３０ 白水阿弥陀堂 国宝 平泉との関係 平安時代の建物を今に伝える~ １１：００ 白水阿弥陀堂 国宝 平泉との関係 平安時代の建物を今に伝える~ （沼の内弁財天は、交通の事情により中止）~ １２：３０ 昼食~ １４：００ 金山町 安寿と厨子王伝説の地 森鴎外「山椒大夫」~ １５：００ 勿来の関 勿来文学歴史館 和歌の地としてなぜこの地が有名になったのか。~ 奥州三古関の１つ~ １５：００ 勿来の関 勿来文学歴史館 和歌の地としてなぜこの地が有名になったのか。奥州三古関の１つ~ １６：３０ 勿来の駅にて解散~ 宿泊組は、勿来の関荘に宿泊 勿来町関田関山５９ ６５−５１１１~ 夕食後 いわき孫三 よさこい、劇づくりに向けて 謡・仕舞 その他~ ※ 参加人数により車の手配ができなかった場合は、沼の内弁財天はやめにして、電車とバス、タクシー、徒歩で行く。~ ◆費用（概算）１人あたり~ ・拝観料 白水阿弥陀堂 ４００円 勿来の関文学歴史館 大人３２０円 学生２１０円~ ・昼食代 ５００円程度~ ・電車、バスなどの交通費 １０００円程度~ ・宿泊 １泊２食つき ６６２０円~ ○４月１日 ２００７年度いわき孫三総会 マナビー館にて~ 夕食後 仕舞「羽衣」「竹生島」~ 交流会 各自のこの１年をふりかえる~ ***２日目 [#nf0ee4ab] １０：００ 総会~ ・２００６年度活動報告~ ・２００７年度活動予定~ ・会計報告 ・名簿、規約の確認~ ・生涯学習プラザ申請書について~ ・８月１９日 いわき孫三自主公演について（助成金申請について）~ ・２００６年度活動報告 ・２００７年度活動予定 ・会計報告 ・名簿、規約の確認 ・生涯学習プラザ申請書について ・８月１９日 いわき孫三自主公演について（助成金申請について） １１：００ 理論編 レポート発表~ ・ 学びの歩みを自覚すること~ ・ 数学の歴史その３ 他 英訳など~ 黒澤和美 ・教育実践発表 ・数学「数の世界、無限の考え方」 ・日本文化 「沼の内伝説」~ １２：００ 昼食~ １３：００ 実践編~ ・よさこい 仙台での取り組みの紹介 はっぴのデザインを考えよう~ ・劇 前日のツアーの成果を生かして~ ・謡仕舞 自分の声や体の意識して~ １５：００ まとめ~ １５：３０ 終了~ **１日目 [#v6368e9c] ○白水阿弥陀堂にて~ 平泉といわきの白水との関係を確認。住職さんのお話で、安置されている阿弥陀像は、歴史の授業で習った京都の平等院にある仏像と同じ系統である事を知りました。御手洗の仕方もみんなでやりました。はじめははしゃぎながら進んでいた一行も、お堂の中に入った瞬間、あっという間に静かになりました。「あまり知識がなかったけど、昔の雰囲気を感じた」とのことです。~ 幼い時に、連れてきてもらった人もたくさんいて、「そういえば来たことがある」と記憶が呼び起されることもあったようでした。~ ○安寿と厨子王の像~ 植田駅で、山下さん家族と合流。安寿と厨子王の像へ行きました。あいにくの雨でしたが、傘をさして記念撮影をしました。森鴎外の「山椒大夫」の物語。単にいわきの史実、伝説ということにとどまらず、東北地方、新潟、京都まで広がる話と知りました。~ ○勿来の関~ 源義家の像を見ながら勿来の関へ。雨の中多くの人が今までに勿来の関を歌に詠んだ跡をたどりました。昔からある「勿来の関」碑の前で記念撮影。２００３年の６月、仙台金春会の方々と写真を撮ったときと同じ場所です。~ 勿来の関文学歴史館では、「名所と歌枕」の企画展も開催中でした。なこその関を詠んだ和歌１１５首を集めて解説してくれています。小倉山の百人一首をやっていたこともあって、知っている和歌もありましたが、似ているようで実はちがう歌だったというのもありました。~ 休憩室で今日のまとめを簡単にしました。過去と現在のつながりを考えるということの他、価値あるものを残そうとする人がいるから私たちが学ぶことができる。残して、伝えようとすることの大切さも確認しました。~ ○勿来の関荘にて宿泊~ 土曜日でも学校に行ってセミナーを受けていた高校生のたかひろ君が合流。私の平二小時代のエピソードも交えて中学生と高校生、小さな世代間ではありますが、楽しく交流していました。~ 仕舞「羽衣」「竹生島」では、身体全体が連動していって型をつくる仕舞の動きにとまどいながらも頭をフル活動して舞う姿がみられました。~ **２日目 マナビー館にて [#web72f1a] ○ いわき孫三総会~ 仙台の愛子事務所の写真をみせながら、今年度からはじまる新しい孫三活動について黒澤が紹介しました。 また、いわき孫三として今年度の予定を確認し、特に８月１９日の「いわき孫三セミナー」に向けて各自が問題意識をもち、目標を立てていくことが提起されました。 また、話し合いの中で孫三とはどんな活動を行うところか、ということを参加者に聞いてみました。すると、~ ・ 生活の中で悪いところを直す。 うっぷんをはらす。~ ・ 勉強の延長。もっと深く学べる。~ ・ 孫三をすることでひまがなくなった。孫三の成果が勉強にも生活にもちょくちょくあらわれている気がする。~ ・ 多様な意見が出ることで、自分では常識だと思っていたことがそうではなく、ちがう結論があったり、世界が広がる。~ ・ 別の世代との交流。（例えば中学生と）人生の研究。他の人の研究がみれる。 といった意見が出されました。みんな、自分の生活との結びつきを考えているところが孫三の趣旨とも一致しているところだと思います。~ ○理論編~ 黒澤和美から�ゞ軌藜汰�、�⊃�学の考え方「無限」について、��「沼の内弁財天」の伝説について発表がありました。~ �，砲弔い討蓮¬伉躱�学校の子どもたちが１年間でどのように成長したか、また、その間に何があったか、その時の教師の働きかけの大切さについて具体例をあげて発表がありました。黒澤が自分の教育実践についてくわしく話すことはこれまであまりなかったので、興味深く聞いてくれたと思います。子どもは（ということは自分も）自然にできるようになるわけではない。本人のやる気とそれを評価できる大人の存在が大事であることが話されました。~ �△砲弔い討蓮�黒澤の現在の数学における問題意識の概要を簡単に話しました。数の世界が自然数からはじまって、整数、有理数、無理数とどんどんひろがっていくことで新しい世界がきりひらかれていっていること、無限という一見考えることができないものに対しても人間は挑戦していること、新たな発想の発見が生活の行き詰まりを打開できることなどが話されました。ピタゴラスの無理数√の発見の話も出て、中学１年生では、まだ習っていないところでしたが、興味深く聞いてくれました。~ ��については、残念ながら昨日行けなかった「沼の内弁財天」の伝説の話を紹介しました。事前の知識や下調べがあると実際に行ってみた時の感じ方がまるでちがうことが話題に出されました。~ ○実践編~ ・劇づくり~ 基本コンセプトとしては、過去の歴史や文化に学んだことを伝える内容にしたい。いわきに関することにしたい、ということは確認されましたが、具体化まではなかなかいかず、保留となりました。今までの蓄積がそこへ行くにはまだ足りないという結論です。同時にこれはこれからの課題になります。各自の問題意識の深まりが劇づくりの基礎になっていくと思います。~ ・よさこい~ 仙台の取り組みを映像や実演で紹介しました。みちのくよさこいバージョンで出てきた課題をもとに、緩急をつけた動き、隊形移動の多様化を盛り込んでいます。春夏秋冬のうち、「春」のテーマがある程度できてきました。~ いわきでも、龍神の動き、波のイメージを踊りに表す試みが必要となります。その過程では、ちょっとおかしいものも出てくるでしょうが、とにかく考えを出してみることが始まるので、取り組んでいきましょう、ということになりました。~ また、はっぴのデザインにも取り組みました。これも、まったくの勝手なオリジナルではなく、よさこい、日本文化であることを考えてそれぞれに意味をもたせてデザインを考えていきました。いわき孫三セミナーで発表する予定です。~ ・謡「絃上」~ キリの部分だけを取り上げました。強吟（ごうぎん）で腹式をさらに意識することが求められます。身体全体を使うイメージ、血が全身をめぐっていくイメージをもつように言いました。声を出す気持ちよさも感じていってほしいと思います。~ ○まとめ~ この後、生涯学習プラザに移動し、そのこのパソコンから各自が交流の広場に書き込むことでまとめに代えることにしました。それぞれに自分の思いを記してくれていると思います。今回に限らず、日常的に自分の意識をふりかえって記録していく機会を増やしていくといいと思います。（文責 黒澤和美）~
