孫まで三代私の学び          先頭ページ      孫三とは      孫三の歩み      予定表      English 
米国の技師が再臨界を語る(pdfファイルです。ここをクリックしてください。)←4/10 NEW
原子炉問題(pdfファイルです。ここをクリックしてください。)←4/9 NEW
ご援助へのお礼とお願い
仙台の13歳


仙台の13歳
(掲示板に寄せられた書き込みを、了承いただいて転載しました)

昨日、中2男子二人と話す機会がありました。一人は御両親とも被害の大きかった気仙沼の出身。もう一人は御両親が青森県と秋田県出身で、生粋の東北人です。
最近気仙沼に行って来たという子が、携帯の写真を見せながら語ってくれました。

おじいちゃんとおばあちゃんは無事だったけれど、家が跡形もなく流されてしまった。先祖代々守ってきた大切な家を流されたと、お爺ちゃんがとても落ち込んでいる。
親戚も沢山亡くなった。
小さい頃お世話になった小児科医院は地震後の火事で焼け、先生は亡くなった。
家族でよく行った食堂の御主人も津波の第2波に巻き込まれて亡くなった。
よく買い物に行ったお店も、流されたり壊れたりでもう営業はできない。
JRの線路は宙吊りになっている。
気仙沼は復興できるんだろうか。

おまけに原発の問題がある。解決に何十年もかかるなら僕たちの世代の負担となる。「ただちに健康に影響はない。」といっても、僕たちはこれから食べつづけて生きていかなければならない。
いったい政府の発表は本当なんだろうか。
そもそも、東京に送る電力の為にどうして福島に原発を造ったのか。
技術の寄せ集めの欠陥原発をどうして運転し続けていたのか。東北を馬鹿にしていると思う。
東電の幹部を殴ってやりたい。殴ってもどうしようもないのは分かっているけれど、でも殴ってやりたい。
東電のような組織にしてはいけない。あのような組織にならないように、僕たちは考えていかなければならない。

これが、仙台の13歳の少年たちの本音です。
お問合わせ    孫まで三代私の学び    info@mago3manabi.org
                    仙台市青葉区愛子東6丁目3−27    TEL 022-395-9192    (地図)