4月いわき孫三まとめ

文責 黒澤和美

いわき孫三セミナーに向けて〜自分の問題意識、できるところから〜

生涯学習プラザの申請

 いわき駅の近くにあるT1ビルの中にいわき市教育委員会生涯学習課が運営する「生涯学習プラザ」をこれからのいわき孫三の活動場所の1つにしようと考えています。社会教育団体としての登録が必要で、そのために規約や事業計画、予算決算書などの書類を整えます。その修正をあらた君といっしょにやりました。いわき支部なので、仙台本部に習った方がいいとのあらた君の意見から分文書の表現を修正していきました。昨年のみちのくよさこいの交通費についても、内訳を確認、監査をしていきました。
 いわき孫三セミナーは、この生涯学習プラザでと考えています。ここに登録してもらうことは、まさにセミナーに向けた準備として学習の一環として位置づけていきたいと思います。
 また、内容の追求と同時に宣伝のし方、チラシ作成についても話し合い始めました。

各自の問題意識

 あらた君は、高校の課外で参加した講座遺伝子組み換えの実験の資料をもってきて、自分の興味ある分野を紹介してくれました。また、家紋についても携帯のサイトで調べ、微妙な線のちがいをみつけていきました。パソコンのパワーポイント、スキャナーの使用についても今後準備していこうという話になりました。

 しょうご君は、午前中のサッカーの練習を終えて、午後から参加。体も大きくなってたのもしくなっていました。
 不安は勉強、特に理数系とのこと。受験を意識して中2の内容についていけるかどうか不安だそうです。しかし、効率的な学び方や、目的を明らかにしながら自分で生活を組み立てていく孫三的な発想のひろがりが必要だと話をしました。孫三については、「生活をおもしろくしてくれるもの」との発言をしてくれました。
 サッカーについても、日本とヨーロッパのサッカーの考え方のちがいについても話し、しょうご君は「ヨーロッパに比べると日本が小さくみえる」と言っていました。日本は、部分の積み重ねで全体の動きを可能にしようとする考え方、ヨーロッパなどは、部分が常に全体との連動で動いていく、関係性と直感を大事にしているという話になりました。これは、サッカーだけに限ったことではなく、日本の社会全体に関わることだと思いました。そしてここには、人をどう育てるか、人間はどのように成長するのか、という教育観が大きく関わってきています。ここが孫三の出番になるところでしょう。

理論編

能「絃上」のストーリー構成

能「絃上」が平家物語や今昔も物語にある話がからまってつくられていることを資料をしめしながらレポートしました。謡のことばに解釈や意味が加わると謡の背景がわかり、さらに新鮮な学びをしていくことができます。

地図がき、絵の紹介

 小学生の地図にみられる空間認識の変化、つまずきについて紹介しました。3年生と4年生のちがいは一目瞭然で、思わずあらた君やしょうご君も苦笑い。どうやって1次元のつまずきを克服していくのか、これが私の問題意識だと話し、各自が問題意識をどんどん追求していくことを提起していきました。


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Last-modified: 2007-04-21 (土) 16:42:12 (6215d)