12月26日 下記の12月いわき孫三のまとめ、文責は黒澤和美です。
12月26日 当日のレジメを添付しました。一番下の欄にある添付書類をクリックしてください。(黒澤和美)
12月26日 交流のひろばから各自の感想を転記しました。(黒澤和美)
12月31日 交流のひろばから感想を転記しました。(黒澤和美)
 1月8日  写真を添付し直しましたが、だめでした。(黒澤和美)

日時  場所

2006年12月26日(火) 9:30〜17:00 マナビー館(平二小となり)

参加者

大人 5名  黒澤和美 若菜 榊原 山下 大谷 高校生 2名 あらた たかひろ 中学生 10名 みさき しょうご けんた りゅうのすけ ゆうま りょうた かずしげ ひろき(初参加) ゆきひろ(初参加) ゆういちろう(初参加)

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孫三の現状と今後の展望

仙台の状況

黒澤から仙台の現状、IPSI東京、仙台に向けた準備の中でそれぞれが課題をもって実力をつけようとしていることを報告しました。孫三の取り組みそのものが世界に通用する研究になることを意識していきましょう。日本での枠組み、評価にとらわれず、自分の課題をもって、世界に目を向けていきましょう。

いわき孫三として

3月に予定されていた、今年度のまとめとしての仙台、いわき合同発表会がむずかしくなったことを受けて、いわき孫三として、8月の夏休みに自主公演を行うことが黒澤から提案されました。これは、その先のアメリカ公演をみすえた短期の目標設定であるとともに自分の課題を具体化していく場づくりでもあります。また、私たちの結婚披露宴の様子や謡曲の史跡めぐりや、原爆ドームの旅行を紹介したとき、りゅうのすけ君が「原爆ドームいいなあ」と言ってくれたのをきっかけに、いわき孫三でも旅行を企画しようという話になりました。各自の問題意識が旅行の企画につながるように準備していきましょう。さっそく1回目は、自主公演へ向けての合宿ということで、いわきめぐりの旅として、白水阿弥陀堂や八大竜王尊などを訪ね、また、小名浜の旅館(以前、仙台組が平二小で公演をした時に泊まったところ)の舞台で、謡・仕舞やよさこい、劇の練習をしていくというのはどうですか?日程を合わせていきましょう。3月の春休みあたりがいいと思っています。

各自の現状

 今回の孫三の特徴は、各自が現状を分析し、共有したことでした。特に、みさきさんの学校の状況に問題点を感じ、それに対して自分が流されている感じがする、という発言は、自分の課題をどのように設定するかという意味でも大事でした。同じクラスのかずしげ君も同様の疑問を感じていました。また、ゲームばっかりやって、勉強をしていないという発言が多かった中でも、その気になってちょっとやれば、成績があがるという経験も話されました。とういことは、学校の勉強がねらっていることそのものの水準が問われるということでしょう。そしてそれを超えてしまっている自分の問題意識にも気づく必要があると思います。そして、自分なりの目標設定がまさしく課題なのだということを自覚し、孫三がそのきっかけ、そして共に課題を追求していく場となることに期待して活動していってほしいと思いました。
 また、高校2年生のたかひろ君から受験を来年に控え、自分の進路についてどのように考えていけばいいのか、何を信じてどのようにやっていけばいいかわからないという悩みが話されました。まわりのせまい世間体、うわさにまどわされず、自分で情報をつかみ、判断していくことが大事であること、低い目標にせず、高く設定することで見方が幅広くなることが話し合われました。中学生も、真剣にたかひろ君の話を、自分たちが4年後には、同じ状況になることを意識して聞いていました。情報収集の1つとしても、孫三が使えることも話されました。HPを利用して交流していきましょう。

メビウスの帯の絵の分析

 このメビウスの帯の絵は、宮城教育大学教授の本屋禎子先生が、10年前に三歳児、四歳児、5歳児に裏表のある輪と、裏表のないメビウスの帯がつながっているモデルを絵に描いてもらう調査をし、また、今年度新たに同じモデルで調査し、現在まで分析、研究してきた資料を使わせていただきました。

 中学生から大人まで全員が取り組みました。自分でモデルを描いてみてから、幼児がどのように描くか予想してもらいました。後で、若菜さんから分析の視点について説明してもらいました。3歳児から5歳児までの変化にみんな驚き、人間の成長のすばらしさを実感したようでした。同時に、それが本屋先生が10年前に行った調査の時のものだったということにも驚き、今の子どの絵とも比較して、お母さん方も危機感をいだいたようでした。教育現場の経験のある山下さんは、「(当時は)とにかくほめなさい、ということした教えられなかった」「どこをどうほめればいいかがわからなかった」と日本の教育の専門性のなさ、質の低さを話してくれました。こういう状況だからこそ、学ぶことを放棄してはならないことを感じました。同時に孫三に課せられた使命感をも感じました。→添付書類参照

劇、よさこい

 いわきオリジナルの劇やよさこいについては、現状確認にとどまりました。しかし、安易なものをただつくればいいというわけではないので、各自の問題意識がすすむことが大事であることが確認されました。劇、よさこいということにとらわれず、はばひろく課題をもって、できるところから進めていくことが、結果にもつながってくると思います。

謡・仕舞

 仕舞では、みさきさんが「羽衣キリ」、りょうた君とかずしげ君が「竹生島」をやりました。みさきさんが、足の動きに注目し、全体の動きとすり足の動きの細かい連動に注目していたのが今回の収穫でした。また、りょうた君やかずしげ君は剣道の経験もあって、その比較もしながらやっていけるのがいいと思います。りょうた君の姿勢がよかったです。同じ演目でも、解釈のちがいや視点を変えることで、無限に課題が出てくるのが仕舞です。さらに上達するためには、という課題意識がみえたことが次につながる収穫でした。

百人一首

 1月6日の初孫三で百人一首で遊ぼうということを提案していますが、みさきさんが百人一首のセットを持ってきて、少し試しにやってみました。1年前は平二小の6の2で百人一首大会をやりましたが、1年たつと結構忘れているものです。これを機会にまたやっていきたいと思います。

感想

皆、現状の悩みを自分の言葉で話していて、特に大勢に流されがちな状況の中でも「何か変だ」と感じていることがいいと思いました。その現状の問題点を、孫三の学びの中で考えていけるといいと思います。今回メビウスの輪の絵の分析のために、自分の中である程度論理の流れを考えました。絵を見た皆さんからは、子どもが3歳から5歳でこんなに進むということ、それと10年前とおおきな隔たりが出ている実態から教育の危機を感じたという感想が出ました。教育には専門性があり、その専門性を皆が勉強していく必要性が話されました。最後に、みなさんからお祝いをいただきました。企画してくださいましてありがとうございました。黒澤若菜

今日は午後からの短い時間でも、参加できて充実した時間を過ごすことができました。あのメビウスの輪の絵で、3歳、4歳、5歳達発達段階の違い、また10年前の同じ調査での比較も大変興味がありました。歴然とした違いに危機さえも感じてしまい、大人のこれからの課題が山積みなのでしょうね。ちょうど私の学校で今年度幼小連携の取り組みをしています。1月末にその授業を私の学年が公開するのですが、今その指導案作りで、てんやわんやしております。それもあって、とても興味深かったということもありました。また、子ども達の話を聞いても、それぞれが自分の言葉で話す機会があることの大切さも感じました。私もつい息子の恥ずかしいお話ばかりしてしまいましたが、実はやはり自分の息子はどんな子でも、とてもかわいいという気持ちが一番です。(すみません。やはり親バカです。)実は心配な反面、頼もしさも大いに感じている今日この頃です。また、ぜひ参加させていただく機会があればうれしいです!榊原

昨日はいわき孫三でした。 初参加は松本拓樹君と?中の小野祐一朗君と櫛田幸裕君の?人が初参加でした。一部の人はパーティが狙いだったらしぃけどまじめにやってましたね。 反省:昨日は部活のため午後からの参加となりました。メビウスの輪を、まず自ら描いてみて、その後に3才が描いたものを予想して描いてみて、4,5才のも見てみました。自分では3才も自分とあまり変わらないだろうと思って、結構うまく描いてみました。しかし意外と差が開いていて、ちょっと驚きました\(◎o◎)/その後4,5才のも改めて考えてみました。で、4才の絵を見たら「あぁ〜〜〜・・・」って思いました。だいたい予想はできたのですがあまり3才と差がないのにはちょっと驚きました。そして3,4才の絵を参考に5才も描いてみました。そしたら4才とは全然違う絵になっていました。その3〜4才の差と、4〜5才の差の違いはなんだったのか・・・。後から話を聞くと、それは10年前ちょうど今の中1が3才の頃の絵だそうです。 その後見せられた絵が今の3〜5才までで、今と昔を比べると今の子どもはメビウスの輪がメインと言うよりは、メビウスの輪を見て描いたとき周りにあったものがメインに見えたりするものがありました。その差は、今は自由保育でやるときやると言うよりはやりたいときやるという感じがして、昔のやるときはきちんとやるという真面目(?)に描いてるから、周りのものに影響されずそのものだけを見てやることができる。という感じがしました。 最後に黒澤先生と森(現 黒澤)若菜さんのお祝いパーティをしました。 お二人ともお幸せに・・・ヽ(〃≧∀≦)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪ りゅうのすけ

昨日、久しぶりに行って、メビウスの輪を使って人の考え方について? というのをやって、そのメビウスの輪の絵を書いて3才から5才が書いたメビウスの輪の絵とくらべて、小さい子の考え方を見て、いまから10年前の子とその前の子とくらべて見て、能力がおちていてこのままいくと、もっと大変なことになるのでは?と思いました。能では竹ぶ島をやって、やっぱり最初は忘れていてできなかったけど、先生のやる所を見て思いだしました。次、やる時もなんか忘れてそうですが…。一番難しかった所は、姿勢をずっとたもつ所でした。舞を舞っているのに気をとられて姿勢をくずしてしまうからです。次は気をつけようとおもいます。その後、剣道に行ったら次は、剣道の先生に「剣道かたをやらないか?」と言われて剣道かたもやることにしました。 りょうた


添付ファイル: fileiwaki121.jpg [詳細] fileiwaki122.jpg [詳細] fileメビウス.doc [詳細] file061226_1300~0001.jpg [詳細] file061226_1530~0002.jpg [詳細] file061226_1431~0001.jpg [詳細] file061226_1530~0001.jpg [詳細] file061226_1432~0001.jpg [詳細] fileいわき孫三12月26日.doc [詳細]

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Last-modified: 2007-01-24 (水) 22:28:33 (6302d)