11月12日(日)9:30〜12:30 マナビー館にて      文責 黒澤
参加者 大人2名  中学生3名

1 みちのくYOSAKOIをふりかえる

10月8日のみちのくYOSAKOIの当日の映像を観ました。今までの練習の様子をおさめた写真や映像をCDにして、また、今までのよさこいの取り組みの過程を印刷した資料を配りました。
 後日、かずしげ君からは次のようなコメントが送られてきました。

「昨日もらったCDを見てみました。今ここまでくるのにすごい練習を重ねてきたのが分かります。青森に行った時もよさこいの練習をしました。だけど次は能を入れた劇をやる予定ですよね。次の孫三はいつやる予定ですか?もし次の孫三までにやれることがあれば言ってください。できるだけやってみます。よろしくお願いします。」

2 青森善知鳥を訪ねる旅報告

 黒澤とかずしげ君から11月3日〜5日に行ってきた青森旅行の写真をみせながら旅行の様子を報告しました。
 旅行の準備、当日までの過程を学びととらえ、目標をもって行くことで得られるものがあること、伝説や歴史ある地に実際に行って、そこで謡やよさこいをやり、史跡をみるなどの体験を通して自分の世界がひろがることが話されました。
 かずしげ君は、自分の得た体験をこの時までなかなか言葉に表せなかったようですが、交流のひろばにもあるように、自分のとって何がよかったかを位置づけることができたようです。

3 数学の歴史2 学校での勉強をどう位置づけるか

 先月に引き続き、数学の歴史では、代数と幾何を統合して座標として考えたデカルトの発想や、方程式の意味を鶴亀算など和算的な考え方との比較から考えることが紹介されました。今学校でやっていることがどういう意味をもっているのか、大きな流れや発想法をもって位置づけていくことが必要であることが話されました。
 また、学校の授業での疑問についても出してもらい、「同じ問題を何度もやらせる」「調べ学習がない。」「調べ学習なのに教科書しか使わない」「部活は楽しい。目標があるから。勉強には目標がない。テストは自分にとって目標にはならない。」と内容よりも方法論のところで感じていること出されました。方法論の議論は孫三で総合的に学んでいく上でも大事にしていることです。人にやらされる目標ではなく、自分の要求、必要から出てくる目標の設定が求められます。
 また、古文では日本の歴史や文化を知る、英語は、来年の孫三アメリカ公演に向けて、HPの英訳とも関わることを話し、自分のできるところから多様にやっていましょうと提起されました。

4 いわきオリジナルの劇づくり 八大竜王の伝説から

 先月よりもそれぞれの解釈がすすみ、あらすじがみえてきました。いろいろな筋ができるのですが、やっているうちに、テーマ、伝えたいこと、ストーリーの解釈が問題になると感じました。
 12月には、仙台にならって、アドリブ的に劇をやってみて、さらに話し合っていきたいと思います。この中で、よさこいの踊りも考える予定でしたが、今回は進まず。「龍神」の動きをどう表現するかがポイントになります。
 みさきさんが書き込んでくれたいわきwikiの「劇づくりの取り組み」をごらんください。

5 謡・仕舞

 謡は、「絃上」を謡いました。強吟はやはりむずかしく、みんな声を出すのに苦労していました。仕舞は「羽衣」を練習しました。1つ1つの動きを確かめるように、気をつかうところが増えてきたように思います。かずしげ君は、青森の仕舞会でも触発されたようで、「竹生島」をやりたいと言っていましたが、黒澤は「羽衣」をしっかりやってからね、と言いました。


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Last-modified: 2006-11-16 (木) 07:02:56 (6377d)